2011/06/05

■生と死を感じれる場所でクロール-バラナシ-■


アーグラから寝台列車で12時間程、インドの聖地と呼ばれるバラナシに到着。

インドの寝台列車は盗難などの被害が多いので、警戒はしていたけど、
6人席が日本人4人とアルゼンチン人2人だったので不安解消!爆睡!

日本の電車のように車内アナウンスなどないインドの列車は、
何駅に着いたのかわかりにくい。

電車が動き始めてから、2人で飛び降り、なんとかバラナシ駅で降りることができた。


インドの電車のトイレはそのまま線路に落下するタイプので、
線路のあらゆる場所に人の便が散乱。。

窓から街の風景を見ていると、
青空トイレで用を済ましている人々の光景は、もう見慣れたものだ。


(   ε   )∫




なぜこのバラナシがインドの聖地と呼ばれているか。

この街に沿ってガンジス河が流れ、
そのガンジス河で人々は沐浴し、水を飲み、
また、死者をこの河に流すからだ。



マニカルニカーガードと呼ばれる火葬場には、
1日100体もの死者がインド中から運ばれ、24時間火が途絶える事は無い。

ヒンドゥー教の教えで、
ガンジス河近くで死んだ者は輪廻から解脱できると言われてるからだ。


死者はまずガンジス河で清められ、その後、薪の上に運ばれ、燃やされていく。



その遺灰をガンジス河へ流す。



綺麗な遺体が徐々に燃やされていき、骨になっていく光景は衝撃的で、
空に昇ってく煙は、神秘的な光景でもあった。


妊婦や子ども、お金のない人は、重りをつけ、そのまま河に流す。



だから、たまに遺体が流れていたりもする。。




河に潜り、
その遺灰の中から、死者の身に付けている金属類を探している下位カーストの人たち。

このガンジス河で最後を迎える為に、死を待っている人。



マニカルニカーガードで繰り広げられている、様々な光景は迫力があった。





そのガンジス河で人々は毎朝、沐浴し、体を洗い、生活の水としている。



郷に入れば郷に従え!


早朝5時に起床し、朝日を見て、
インドの人たちと共に、ガンジス河で沐浴した。


長澤まさみ主演の映画、【ガンジス河でバタフライ】の動画を撮りたかったが、
泳ぎ方に自信がなかったので、【ガンジス河でクロール】となってしまった。


子どもと勝負したけど、もちろん敗北。。








♪( ´θ`)ノ







死者を包込み、人々の罪も流してくれる、神の河。


めちゃめちゃ汚くて、衛生的にも良くないけど、水温もちょうど良く快適だった。



日本人がガンジス河で沐浴すると、体調を壊したりする人も多いという。

地球の歩き方には、半分ぐらいが体調を崩していると書いてあった。



さぁ、この神の河は自分を受け入れてくれるかどうか。

数日後の体調が楽しみです。



とりあえず、沐浴後はすぐ宿に戻り、体の隅々まで丁寧に洗ったのは、
言うまでもありません。


ある意味、沐浴したことで、体がめっちゃキレイになりました。



(☝ ՞ਊ ՞)☝



-Link-
◆ガンジス川(wiki)
◆バラナシ(wiki)
◆ガンジス川でバタフライ
◆聖なる沐浴に影を落とす『水質汚染』(AFP国際ニュース)






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