2011/05/26

■旅1/5で感じたこと■


仕事や恋愛、新しいモノへのチャレンジは3ヶ月が過ぎると慣れてくるもの。

2月7日、関空からオーストラリアへ向けて飛び立ち、なんだかんだ3ヶ月半が過ぎた。

この3ヶ月半で感じたことをざーっと振り返り。


教育と貧困と言語
高等教育はもちろん、家庭の都合で学校にも通えない東南アジアの子どもたち。
カンボジアで出会った小さな子どもはその日を生きる為に必死に親と働いていた。
一方、高等教育も受け、英語も6年間学んでいるのに日常会話もできない自分。
日本という国がいかに裕福で、自分の置かれている環境がいかに恵まれているかを知り、
その恵まれた環境に甘えて何もしてことなかった事が恥ずかしかった。
海外の人は当然のように母国語と英語が話せる。
英語を話せないことがこれ程恥ずかしく、世界からどれだけ遅れをとっているかを痛感。
もっと自分の行動に厳しさを!


政治
シンガポールの政策やベトナムの社会主義体制、タイの大規模デモや中東問題に触れ、
今まで以上に政治に興味を持つようになった。
日本ではなかなか起こらないデモやストライキ。
外国の人は皆、自国の政治のことをしっかりと考えているからこそ、
納得いかないことに対しては、しっかりと主張する。
対して、今の日本の政府と政府に他力な国民。
自国をしっかり知ることの重要さを学んだ。
もっと自国の政治に関心を!


主張
自分の弱点は、強く主張ができないこと。
他人の意見に同調したり、空気を呼んで意見を言わなかったり、、etc。
他人がどう考えているかが気になり、典型的なYESマンだったり。
最近の生活では、自分の意見をしっかりと主張しないと、相手に通じないし、
駄目なことは『NO!!』と強く言わないと、お金を多く払ったり、自分の環境が悪くなる。
特に東南アジアでは、道を歩けば色々な人が声を掛けてくるので、
自己主張する機会が多い。
この環境は自分の弱点を克服する上で最適な環境。
これだけ『NO!』と毎日応えているから、少しは主張出来る性格になった、、はず。
もっと自分の思った事を言葉と行動で表現を!



JAPAN
海外に出て、日本の悪いとこを感じる一方、日本の良いとこを感じることも多い。
車や電化製品の技術は勿論だけど、日本のサービス業というのは間違いなく世界一!!
笑顔や挨拶、きめ細かい従業員の対応は勿論、毎日のように出てくる新商品やサービス。
最近では日本のサービス業界も海外に多く進出してきてるけど、
このサービス精神もぜひぜひ海外に浸透させていってもらいたい。
大地震で世界が評価した日本の国民性。
日本人に生まれて良かったと感じる。
この日本人として備わっている人間性に更に磨きを!




その他にも ”食文化” "自己管理" "コミュニケーション力"などなど、
学んだ事は数知れず。



日本にいた頃の環境では間違いなく気づくことができなかったこと。
色々なリスクはあったけど海外に行こうと決意したこの判断。
充実した毎日、発見と刺激だらけの毎日は、
この判断が間違っていなかったことを証明してくれました。

出発した3ヶ月半前が、既に1年程前のことのように感じる。
充実した濃い生活を送り、毎日考えてるから、時間が長く感じる。
日本にいた時は1日が早く、1年があっという間だった時間の感じ方。
写真だけでも既に2000枚以上。
残りはまだまだ約10ヶ月。

この1年間は間違いなく、自分の人生において、とても貴重な時間で、
残りの数十年の人生に良い影響をもたらしてくれそうです。



なんて、少しだけ真面目に旅の1/5を振り返ってみた。


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