WORLDtouch: ■虎と象と人間-カンチャナブリ-■

2011/04/09

■虎と象と人間-カンチャナブリ-■

バンコクから北西に約２５０㌔にある自然豊かな街、
【カンチャナブリー】に行きました。

ここは、第二次世界大戦時に日本軍が鉄道や橋など敷設した場所としても有名。
街には墓地や資料館など色々ありました。

映画『戦場に架ける橋』の舞台ともなったこの橋は、
世界的にも有名です。

この地で日本軍が多くの現地の人の命を亡くならせたこと。
今までの学校の勉強では、原爆が落とされたということだけが強く取り上げられるので、
なんとなく戦争の被害者という認識の方が強かった。

オーストラリアでステイした時も、日本は戦争でオーストラリアを空爆した事を聞き、
『日本人の多くはこのこと知らないんだよね〜』
と言ってた。

過去の事や自国の事をもっとしっかり勉強しないとと思いました。。

カンチャナブリはその他にも見所満載！！

タイと言えば、そう、象！

４年前にも１度タイでは象に乗ったけど、

今回は少し長めのトレッキング。

坂道や薮の中をゆっくりと器用に進んでくれました。

乗り心地は相変わらず悪かったけど。。

その他にも、

虎と僧侶が共存している寺院【タイガーテンプル】

入館の際、

『虎に噛まれても私たちは責任を取りませんよ』的な誓約書にサインをし、いざ入館。

でっかいでっかい虎が何匹もいました。

僧侶に絶対服従の虎たち。

ミルクを与えられている姿は、まるで赤ちゃんのよう。

環境や育て方で、動物はここまでなるのかと驚いた。

もともとは人間と動物が助け合って共生してきたと思うけど、
今は観光商売が第一になってる気もしました。

写真を１日何枚も撮られている虎、
観光客を乗せる為に順番待ちをしている象、

でも、その動物たちのおかげで生活が成り立っている人。

ん〜、なんだか複雑。

お金が関わってくると、関係を保つのは難しいですね。

なんて事を感じながら、
貴重な体験ができた、内容盛りだくさんのカンチャナブリでした。