2011/08/07

■1,000個に切り刻まれた世界遺産-アブシンベル神殿-■




エジプトの主食はコシャリ

ライスと麺とパスタとニンニクを混ぜたこの食べ物。

栄養を無視したコシャリにお腹はいっぱい。



カイロから南にバスで12時間ルクソールという街に到着。

ルクソール神殿やカルナック神殿を観光後、

更に電車で4時間ほど移動し、アスワンという街に着いた。


アスワンはスーダンとの国境に近い街。

エジプトでも南に位置するこの街は、連日40℃以上の気温。

ラマダンの影響で栄養も足りてないから、余計にバテる。。




ここアスワンに来た理由は、世界的に有名な遺跡を拝見するためだ。

早朝3時半からバスで移動し、目的地に到着。

暑い中、歩いて向かった先は、




アブシンベル神殿




もともとそこまで期待していなかったけど、思った以上の迫力に満足。




アブシンベル神殿はラメセス2世が作った最高傑作!

自己顕示力が強かったラメセス2世。

自分大好きラメセス2世。

エジプトの遺跡のあちこちに出てくるからさすがに覚えた。


このアブシンベル神殿は、

ユネスコ世界遺産が制定されるようになるきっかけとなった遺跡。

水不足に悩んでいたエジプトがアブシンベル神殿付近にダムを作り、

神殿を沈めようと計画。

しかし、この立派な遺跡を守ろうと世界が動き、世界遺産として認定することで、

この遺跡が守られることとなった。


ダム作りをするにあたって数十メートルこの遺跡を移動する必要があり、

遺跡を1,000個以上に切り刻み移動。

近くでよく見ると切断された跡がくっきりと。




もったいないの一言。

エジプトには良い遺跡が多く残されてるけど、

どうも保存の仕方と修復が今イチの連続だ。



再びカイロに戻り、

スーフィーダンスというおじさんが、

高速で数十分クルクル回っている、奇妙な踊りを見たり、



買い物して時間を過ごした。

ラマダンから解放させる日没後のエジプト人はテンション高い!



世界3大ウザイ国と言われているエジプト。

インドを経験したせいか、人々は全くウザクなかった。

物価は今まで一番安い!モノも豊富!海もキレイ!

革命が起き、滞在中もムバラク元大統領の裁判が行われていたりと、

良い方向!?に変化していっているエジプト。

ここ数年間でどういう国になっていくか楽しみだ。

これにてエジプトは終了!


次はいよいよ動物王国です。





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