聖地エルサレムに行きました。
ここはキリスト教・ユダヤ教・イスラム教、3つの宗教の聖地。
エルサレム旧市街はこの3つの宗教が交わらないように、区分けされている。
キリスト教にとってエルサレムとは、
キリストが教えを述べ、処刑され、埋葬され、復活した場所。
聖墳母教会には、キリストのお墓や、十字架に処されたゴルゴダの丘などがある。
イスラム教にとってエルサレムとは、
指導者ムハンマドが昇天したとされる岩のドームがある場所。
この岩のドーム内は、イスラム教徒しか入れないとても神聖な場所。
↓ホントは短パンで入ってはいけない。
ユダヤ教にとってエルサレムとは、
ユダ王国の首都であり、ユダヤ教で最も神聖な建物、エルサレム神殿があった場所。
エルサレム神殿の一部である嘆きの壁では、
エルサレム神殿の破壊を嘆き悲しむユダヤ人の日常の光景を目にすることができる。
↓毎日、大勢の人が嘆くため、頭の位置が黒くなっている。
ユダヤ人の中でも正統派に属する人たちの服装は独特。
スーツにハットに長いもみあげ。
子どもから大人まで皆このスタイルだ。
(´ω`)
この正統派の人たちの生活は国から援助されている為、
仕事は持たず、毎日、祈りに明け暮れている。
寡黙で笑顔が少なめのその雰囲気は、
ルパン三世に出てくる、次元そのものだ。
3つの宗教が聖地として主張している場所。
当然、争いがない!ことはない。
政治的側面、宗教的側面、中東戦争後も、今尚、問題は解決されていない。
そして、
旧市街からバスで徒歩で10分程には新市街がある。
イスラエルの街並、物価は欧米諸国と変わらない。
ショッピングセンター内では青マクドナルドを発見!
セットメニューを頼んだら1,000円もかかるから、
節約でポテトだけを頼む。
(-_-)
横道には野菜市場があったり、
人が集まる道では、デザイナーの作品があちらこちらに展示されてたり。
中東の中にある欧米とでも言おうか。
周りの中東諸国と比べて明らかに物価は高いし、
デザイン性も高く、街は洗練されている。
中東の雰囲気が一切無いこの街が、なんだか不自然に感じた。
アメリカの支援により発展してきたイスラエル。
ブッシュ政権からオバマ政権に変わってのパレスチナへの歩み寄り。
南米諸国の相次ぐパレスチナ承認。
エジプト、ムバラク政権の崩壊。
イスラエルに入ってから、中東問題にどっぷり浸かってます。
なんて、真面目なことを言いながらも、
今日も片手にはついついビールが。。
【本日のビール】
ヘブライ語表記がかっこいいイスラエルビール。
内容やビール名はヘブライ語表記のため全くわからない。
-Link-
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